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災害時にスマホの電池を長持ちさせる設定と、モバイルバッテリーの選び方
停電で充電できないとき、スマホは情報と連絡の生命線です。すぐにできる設定の変更、やってはいけないこと、モバイルバッテリーの容量の読み方をまとめました。

停電になると、スマホの残量がいつもの倍くらい気になります。ラジオ代わりにも、懐中電灯代わりにもなるからです。設定を少し変えるだけで、もちは大きく変わります。
先に設定、次にやってはいけないこと、最後にモバイルバッテリーの話です。
すぐにやる設定(1分)
- 省電力モード(低電力モード)をオンにする。これだけでも電池のもちがかなり変わります
- 画面の明るさを下げ、自動ロックを短く(30秒〜1分)する
- Wi-Fiを切る。停電中はルーターも止まっているので、つながらない相手を探し続けて電池を使う
- Bluetoothと位置情報を切る(連絡に必要なら位置情報は残す)
- アプリのバックグラウンド更新を止める。SNSや天気アプリの自動更新が電池を使う
やってはいけないこと
- 動画を見る、ゲームをする。通信と画面で電池がいちばん減る
- 電波のない場所で電源を入れたままにする。電波を探し続けて減りが速くなる。圏外が続くなら機内モードに
- ライトをつけっぱなしにする。明かりは懐中電灯やランタンに任せる
- ゼロになるまで使い切る。残量を残しておいて、必要な連絡に使う
連絡と情報の取り方
- 電話はつながりにくい。SNSやメッセージアプリの短い文のほうが届きやすい
- 災害用伝言板(web171)や、携帯各社の災害用伝言板を家族で決めておく
- 情報は電力会社・自治体の公式ページを見る。ラジオがあればラジオを優先し、スマホの電池を温存する
モバイルバッテリーの選び方
容量は「mAh(ミリアンペアアワー)」で書かれています。スマホの電池が4,000〜5,000mAhくらいなので、10,000mAhのバッテリーなら、目減りを見込んでおよそ2回分。20,000mAhなら4回分が目安です。
- 家族の人数 × 1日1回分 × 日数 の充電回数を目安にする
- 出力が「USB PD対応・20W以上」なら、充電が速い。古い製品は充電が遅い
- ケーブルの種類(USB-C、Lightning)を家族のスマホに合わせてそろえる
- 半年に1回は充電する。放っておくと自然に減る
長い停電に備えるなら
モバイルバッテリーは数回分までが現実的です。それ以上はポータブル電源の出番で、500Whクラスでスマホ約25回分になります。ソーラーパネルがあれば日中に充電もできます。くわしくはポータブル電源の記事とソーラーパネルの記事に書きました。
設定の変更は、ふだんから一度やってみて、場所を覚えておくのがおすすめです。暗い中で設定画面を探すのは、意外と手間取ります。
参考にした資料
- 総務省「災害時の情報通信の確保」
- NTT「災害用伝言板(web171)」
- 各スマートフォンメーカーの省電力モードに関する公式案内


